関西いのちの電話

みなさまへご挨拶

「いのちの電話」という活動団体をご存知でしょうか。

いのちの電話のルーツは、1953年、イギリスのロンドンで始まった「サマリタンズ」にあります。

一人の少女の「自殺します」という電話がきっかけとなって、キリスト教の一つの派である英国国教会の牧師チャド・バラが始められたものです。

〝死にたいと思っている人、悩んでいる人、またいろいろな人生の相談ごとや助けを求めている人たちが、電話をかけてこられるようにという願いからスタートした〟と言われています。

このような活動から、心を閉ざし、何かを訴えたいと思う人たちの間に大きな反響が生まれその後、世界各地、日本の各都市に、この「いのちの電話」の活動が拡がっていきました。

大阪では、1973年に「関西いのちの電話」が設立され、以来24時間体制で、ボランテイアの相談員が相談に応じてきました。

現在は、約300名の相談員が活動しています。

世の中がスピード化し、競争社会となり、経済的に社会的に疲れを感じて取り残され・・・孤独感、絶望感、喪失感でいっぱいの人たちが少なくありません。

そのような人たちの声に耳を傾け、寄り添うことによって、その人のこころが少しでも和らぎ、希望と勇気をもって再び生きていかれることを願いながら活動しています。

この活動を支えるために、3つのお願いがあります。

1.「関西いのちの電話」は、ボランテイアの団体です。電話相談のボランテイアにご応募ください。

2. 「関西いのちの電話」は、個人・団体有志からの善意の寄付によって運営されています。 資金ボランテイアとして、ご参加ください。

3.「いのちの電話」が在ることを家族、友人、知人のみなさまにお知らせください。

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